リモコンキー電池交換自分でやってみた


愛車のキーレスキー、いわゆるリモコンキーの効きが悪くなってきたなと感じ始めたのは数週間前のこと。ドアのロック解除ボタンを押しても、反応する時としない時があり、以前より車の近くで操作しないと反応しなくなっていました。これは典型的な電池切れのサイン。ディーラーに持っていけば確実ですが、工賃もかかるし、何より自分でできれば安上がりで早い。そう思い立ち、キーレスキーの電池交換にDIYで挑戦してみることにしました。まずは情報収集。インターネットで「車種名 キーレス 電池交換」と検索すると、たくさんの解説サイトや動画が見つかりました。私の車のキーは、幸いにも比較的簡単に交換できるタイプだったようです。必要なのは、キーに適合するボタン電池と、キーケースを開けるための精密ドライバー(マイナスタイプが良さそう)だけ。ボタン電池の型番は、キーの説明書にも記載がありましたが、念のためネット情報でも再確認。コンビニや家電量販店で手軽に購入できるCR系の電池でした。早速、精密ドライバーと新しいボタン電池を用意し、作業開始です。キーケースは、側面の小さな溝にマイナスドライバーの先端を差し込み、テコの原理で少しずつこじ開けるように指示されていました。傷つけないように慎重に力を加えると、「パキッ」という音とともにケースが二つに割れました。中には基盤と古いボタン電池が見えます。古い電池を固定しているツメを外し、電池を取り出します。この時、電池の向き(プラスマイナス)をしっかり覚えておくことが重要です。新しい電池を、覚えておいた向き通りに慎重にはめ込みます。あとは、外したケースを元通りにパチッとはめ合わせるだけ。作業時間はほんの5分程度でした。さて、緊張の動作確認です。車のところへ行き、リモコンのボタンを押すと…見事に一発で反応!以前のように少し離れた場所からでもスムーズに施錠・解錠できるようになりました。思った以上に簡単に交換でき、費用も電池代の数百円のみ。ちょっとした達成感も味わえました。もちろん、キーの構造によっては複雑なものや、防水パッキンの交換が必要な場合もあるので、全てのキーで同じように簡単とは限りません。無理そうだと感じたら、素直にディーラーや鍵屋さんに頼むのが賢明です。でも、もし自分のキーが比較的簡単なタイプなら、DIYでの電池交換は十分試してみる価値があると感じた体験でした。