オフィスで、自分に割り当てられたロッカーの鍵を、なくしてしまった。この、比較的よくある、しかし、非常に気まずい状況。始末書を書かされるのだろうか、あるいは、高額な費用を請求されるのだろうか。そんな不安が、頭をよぎるかもしれません。しかし、こんな時こそ、隠したり、ごまかしたりせず、正直に、そして迅速に、決められた手順に従って、報告することが、問題を、最小限の被害で、解決するための、唯一の正しい道筋です。まず、紛失に気づいたら、身の回りを、徹底的に探すのは、もちろんですが、それでも見つからない場合は、できるだけ速やかに、直属の上司と、オフィスの「総務・管理部門」に、その事実を報告しましょう。「そのうち出てくるだろう」と、問題を放置しておくのは、最も危険です。もし、その鍵が悪意のある第三者の手に渡り、ロッカーの中の、会社の機密情報や、他の社員の私物が、盗まれる、といった事態に発展した場合、あなたの「報告義務違反」は、厳しく問われることになります。正直に報告すれば、多くの場合、管理部門が保管している「スペアキー」や「マスターキー」を使って、まずは、ロッカーを開け、中の荷物を取り出すことができます。そして、その後の対応は、会社の規定によって、異なります。スペアキーを、そのまま貸与されて、終了となる場合もあれば、防犯上の理由から、錠前(シリンダー)ごと、交換することになる場合もあります。この、シリンダー交換にかかる費用(おおよそ、一万円から二万円程度)については、社員個人の過失であるため、「自己負担」となるのが一般的です。また、会社の規定によっては、始末書の提出を、求められることもあるかもしれません。確かに、費用負担や、始末書は、痛い出費であり、気まずい経験です。しかし、それは、会社の財産と情報を守るための、重要なルールの一部を、あなたが破ってしまったことに対する、当然のペナルティなのです。この失敗を、二度と繰り返さないための、教訓として、真摯に受け止めることが、社会人としての、責任ある態度と言えるでしょう。
オフィスロッカーの鍵をなくしたら