鍵修理:プロ並みの仕上げを目指して

  • ドアがカチャッと閉まらない原因はラッチの汚れと故障

    毎日当たり前のように開け閉めしている室内のドアがある日突然カチャッという音を立てて閉まらなくなり少し力を入れて押し込まないと閉まらなかったり風が吹いただけで勝手に開いてしまったりするようになると地味ながらも日々の生活に大きなストレスを感じるようになりますがその原因の多くはドアの側面にあるラッチと呼ばれる小さな部品の不調にあります。ラッチは通常バネの力で飛び出しておりドア枠にある受け側の金具であるストライクの穴に収まることでドアを固定する役割を果たしていますが長年の使用によって内部に埃や油汚れが蓄積すると動きが鈍くなりバネの力が弱まってスムーズに出入りしなくなることがあります。多くの人がやりがちな間違いとして動きを良くしようと市販の食用油や万能潤滑スプレーをラッチの隙間から吹き付けてしまうことがありますがこれは一時的に滑りが良くなっても時間が経つと油が酸化して粘着質になり埃を吸着してますます動きを悪くする原因となるため絶対に避けるべきでありもし潤滑剤を使うなら鍵穴専用のパウダースプレーやシリコンスプレーといった速乾性のものを選ぶのが鉄則です。またラッチ自体の故障ではなくドアの建付けが歪んでしまったことによってラッチとストライクの位置がずれてしまい上手く噛み合わなくなっているケースも多く特に木造住宅では季節ごとの湿度変化によって木材が膨張収縮するため夏場は閉まりにくく冬場は隙間ができるといった現象が起こりやすくなります。このような場合はストライクのネジを緩めて位置を微調整するかラッチが当たる部分を少し削るなどの加工が必要になりますが根本的な解決には蝶番の調整やドア全体のバランスを見直すことが求められます。たかがドアの閉まり具合と思わずにラッチの動きを観察し清掃や注油を行うだけで劇的に改善することもありますしそれでも直らない場合はラッチケースごとの交換を検討することで快適な開閉を取り戻すことができますから不便を感じたら放置せずに早めに対処することがドア本体やノブへの負担を減らし長持ちさせる秘訣と言えるでしょう。

  • 鍵開け道具と法律の関係

    鍵を開けるための、専門的な道具、「ピッキングツール」。その、どこかミステリアスな響きは、多くの人の、好奇心を刺激します。インターネットの通販サイトなどでは、海外製の、安価なピッキングツールセットが、販売されていることもあり、「一つ、手元に置いておきたい」と、考えたことがある方も、いるかもしれません。河南町でロッカーの鍵をなくした場合しかし、その、ほんの軽い気持ちが、あなたを、思わぬ法的なトラブルに、巻き込んでしまう可能性があることを、知っておくべきです。日本には、「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律」、通称「ピッキング防止法」という、法律が存在します。この法律は、ピッキングなどの、不正な解錠による、侵入犯罪を防止するために、鍵を開けるための、専門的な道具の所持と、携帯を、厳しく規制するものです。この法律で、所持が規制されている「特殊開錠用具」とは、具体的に、ピッキングに用いる「ピック」や「テンションツール」、そして、シリンダーを破壊するための「シリンダー回し」などを指します。そして、重要なのは、「業務その他正当な理由」がないにも関わらず、これらの道具を、「隠して携帯」している、という点が、犯罪の構成要件となることです。違反した場合は、「一年以下の懲役、または、五十万円以下の罰金」という、重い罰則が科せられます。ここで言う「業務その他正当な理由」とは、例えば、鍵屋(錠前技師)が、仕事のために、これらの道具を、専用の工具箱に入れて持ち歩く場合や、あるいは、錠前の研究者が、研究目的で所持する場合などが、これにあたります。一般の人が、「自分の家の鍵が開かなくなった時のために、護身用として」といった理由で、ポケットや、カバンの中に、ピッキングツールを忍ばせて持ち歩くことは、残念ながら、「正当な理由」とは認められません。たとえ、一度も、それを使ったことがなくても、その所持自体が、犯罪の「予備行為」と見なされる可能性があるのです。鍵開けの道具は、医師が持つメスと同じように、その資格と、正当な目的を持つ者だけが、持つことを許された、専門的で、そして、危険な道具なのです。